1: 2016/01/25(月) 10:52:32.31 ID:CAP_USER.net

http://toyokeizai.net/articles/-/101610

「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングの柳井正会長兼社長が1月19日、母校の早稲田大学で、
学生や若手経営者ら約300人を相手に「対話による勉強会」を2時間にわたって行い、「日本で一番足りないのは起業家精神だ」と強く訴えた。

柳井氏は冒頭、「先日、ソフトバンクグループの孫正義社長、日本電産の永守重信会長兼社長と
3人(永守氏と柳井氏はソフトバンクグループの社外取締役を務めている)で話したが、僕らは執念深く、
最後まであきらめない。みなさんは私を超えてすごくいい経営者になり、日本と世界をいい方向に変えていってほしい」と強調した。

寝る間を惜しんでも、スキルをつけるには10年
学生に向けたアドバイスは独特なものだった。「人間の能力のピークは25歳だ。一生は一回しかない。
みなさんいつかは確実に亡くなる。そのときまでに何が出来るか。未来に向けて何ができるか。
それを考えることが起業家として成功する要因だ。世界中にチャンスがあふれている。人と違ったことをして欲しい」と語った。

ただ、学生から「圧倒的なスキルを25歳までにつけるにはどうすればいいか?」という質問が出ると、「それは無理だ」と断じた。
柳井氏は「どんな仕事でもスキルをつけるには、毎日寝る暇を惜しんでも10年ぐらいはかかる。
それでも、一番早くスキルがつく方法は自分で事業をすることだ。わからないことがあれば、事業をやっている
人に聞いたらいい。ただ、スキルだけつけても、少しだけ儲かって一瞬で終わるだろう。世の中に対して何がいいことかを
考えることが重要だ」と返した。
若手経営者に向けてもアドバイスを送った。「経営者は満足したらそこでおしまいだ。世界中には自分より良い方法でやっている
経営者がたくさんいると思うべき。今は世の中がどんどん変わっており、最大の変革期にある。
中でもグローバル化とデジタル化の波が大きい」と指摘した
そのうえで、「日本人は概して、変えるということに非常に怯えているか、自信がない。
一番の長所であり短所であるのが安定、安全、安心だ。だが、それらは経営にはまったく必要ない。
この3つが出てくることは経営に満足しているということだ。成功するには時代を追っかけていてはダメ。
変化を自分で作って行かなければならない」と訴えた。
目標設定についても、柳井節は止まらない。「経営者はだれよりも高い目標を持たないとダメだ。
低い目標だと絶対成功しない。100メートルを9秒9で走ろうと思う人しか、そのように走ることはできない。
100メートルを13秒で走ろうと思っていてはできない。経営者は9秒9で走れる可能性の人を集めて会社を作る。
そのための仕組み、方針を作る。そういうビジネスチャンスに資金を投入し、人を育成することだ」と述べた。
一方で、日本企業の経営に対して苦言を呈す場面もあった。「経営者が経営をしていない人が多い。
コーディネートや調整はしているが、世の中がどんどん変わる中、会社を変えていかないといけない。
きちんとリーダーシップをとり、会社の方向性や方針を打ち出すべきだ。過去と同じ繰り返しではいけない。
日本が20年以上停滞したのは、経営者がバックミラーを見て、繰り返しをしていたからだ」と厳しい見方を示した。


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